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2021年12月議会

「市制施行以降の歴史と文化について

今回は、「市制施行以降の歴史と文化について」の一般質問を行いました。


来年、川越市が市制施行100周年という記念すべき節目を迎えるにあたって、先人たちが生み育て、継承してきた誇るべき歴史と文化の持続的な保護と、将来に向けた文化活動の推進を通じて、歴史と文化の薫るまちとしての更なる発展を心から期待しております。


しかしながら、川越の歴史や文化として語られる、またはイメージされるものの多くは市制施行以前からの歴史や文化であること、さらに、文化財として保護の対象となっているものは100年以上の歴史を持つものが大半であることからも、市制施行以降に川越の地で育まれてきた歴史や文化の多くはその価値が明確には規定されておらず、積極的な情報の整理や保存がされていない状況にあります。

そうしたことから、このままでは、既に価値が規定されている歴史や文化は残る一方、市制施行以降100年の間に育まれた守り伝えるべき歴史や文化は今後、過去を知る人も減ってしまっていくなかで、どんどんと滅失してしまうのではないかということを危惧しております。


そこで、今回、市制施行100周年を契機とし、100年にわたる市の歩み、特に川越らしさの源泉ともいえる歴史と文化の軌跡をしっかりと振り返り、市制施行100年目を生きる我々は後世に何を守り伝えていくべきなのか、または育てていくべきなのかといったことなどについて、現在策定中の「文化財保存活用地域計画」において市制施行以降100年の歴史文化にも価値付けをすることで、歴史遺産として情報を整理しながら保存、または活用していくことが必要ではないかと提言させていただきました。

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