top of page
Search

2017年9月議会

『若い世代の市政参加について』

『若い世代の市政参加について』で登壇。


川越市では、川越市まち・ひと・しごと創生総合戦略の将来都市像として「若者が住み続けたいまち」と定め、少子高齢化人口減少社会において川越市に若者を呼び込み定住を促進する施策を展開しています。


多くの若者に住んでもらえれば、その活力を市の経済やひいては市政参加・まちづくりへと繋げていくことが期待できます。


しかしながら、現在の市政、まちづくりにおいては前回の自治会の一般質問でも課題として示されたように、市政が市民に求める役割のほとんどを高齢者の方々に頼りきっており、過度な負担を背負っていただいている状況です。


また、一方で若い世代は市政への関心が薄く、仕事や子育てなどで手一杯であると捉えており、行政による若い世代の市政参加への期待にはどこか諦めがあるようにも感じます。


世田谷区の「若者の参加・参画を推進するための地域拠点づくりについての報告書」の一節にある言葉をお借りすると、


〝一般的に子ども・若者は「次代を担う」「未来を担う」存在として語られることが多い。 それではいったい、いつになったら若者は社会を担うことができるのであろうか。 若者は、「今まさにこの社会を生きる主体であり、おとなとともに社会をつくる存在である」という若者観の転換が今こそ求められている″


とあるように、これまでのように先輩方に頼り切る発想ではなく、若い世代も共にいま現在の川越市をつくっているのだという共通の思いで市政参加を促していくことが重要です。


そこで、今後さらなる少子高齢化が見込まれ、さらに市政の担い手が高齢化することを鑑みると、若い世代の行政への関心を高め、参加しやすい環境を整備し、市政参加を促すことは喫緊の課題であるとの思いのもと、市の見解を質しました。


#川越市議会 #樋口なおき #樋口直喜 #一般質問

3 views

Recent Posts

See All
bottom of page