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2015年9月議会

「観光振興について」


(1)成果指標について ■目標値について、観光客の数だけにとらわれず、観光客の消費額も意識すべきではないか。

※観光客数については、H16年からH21年は、461万3千人から627万5千人と36.03%の伸びを示しているのに対し、H21年からH26年では、627万5千人から657万9千人と4.84%。明らかに伸び率は鈍化しており、数の面では一定の成熟期を迎えている。


(2)滞在時間延伸について ■日帰り観光の町として満足せず、滞在時間を延伸し、宿泊観光客も見据えるべきではないか。

※日帰り観光客の平均消費額約4000円に対し、宿泊観光客は約16000円。宿泊を伴う観光客割合は、外国人観光客も含めてわずか2.8%。


(3)日本遺産の申請について ■今年度、文化庁が各地域に点在する文化・伝統をひとつなぎのストーリーとして18件初認定した「日本遺産」制度に、川越は申請をしなかったが、日本遺産に認定されれば、川越のブランド力の向上はもとより、新たな観光客の呼び込み、回遊性の向上、滞在時間向上、消費額向上の面から有効であると考える。現在、県内では行田市が認定に向け動いているようだが、川越も積極的に検討すべきでは。

※なお、現在「川越氷川祭の山車行事」がユネスコ無形文化遺産(和食や和紙等も登録)に日本各地の「山・鉾・屋台行事」の1つとして提案中であり、来年の11月に審査される。川越祭りは10月の誘客に繋がるが、日本遺産は通年を通して誘客でき、川越祭りに集中してしまう観光客の分散にも期待ができる。


#川越市議会 #樋口なおき #樋口直喜 #一般質問

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