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2023年6月議会

■「路上喫煙防止に関する条例ついて」「予算編成と政策決定プロセスについて」

3期目初となる一般質問では、「路上喫煙防止に関する条例について」と「予算編成と政策決定プロセスについて」の2つを取り上げました。


■「路上喫煙防止に関する条例について」

 5月から新型コロナウイルス感染症が5類感染症に移行したことにともない、人前でマスクを外すことがなかったここ数年間ではほとんど目立たなくなっていた路上喫煙が改めて増加していることを受け、川越市が既に施行している「川越市路上喫煙防止に関する条例」について質しました。


 条例では駅周辺や人通りの多い商店街を路上喫煙禁止地区として指定し、違反した場合には罰則も規定されておりますが、現在の指定では川越駅と本川越駅の2つの駅周辺のみの指定となっております。

 また、条例施行から16年という歳月が経ってしまっていることから、その条例がしっかりと理解されていない、周知されていないことが想定されます。


 そこで、川越駅と本川越駅以外の駅も禁止地区に追加(指定喫煙所の設置とあわせて)することで、条例の再周知をはかるべきであると提言させていただきました。


■「予算編成と政策決定プロセスについて」


 私は改選前の前期の市議会において、財政状況の悪化を鑑み、行財政改革を関心分野のひとつとして取り上げてまいりました。現在、市では厳しい財政状況を背景に、川越市行財政改革推進計画を策定し、行財政改革に積極的に取組んでいただいていることを前提としつつも、財政状況に意識を向け過ぎるがあまり、行政運営が停滞するといったことがないよう、計画の目的でもある健全な財政運営を目指していただきながらも、持続可能で、さらなる発展を見据えた行政運営をしていただくことにご期待申し上げながら、今期も継続してテーマとして取り上げました。


 そのようななかで、今回は、今後どのような政策を展開していくのかといったことを決める政策決定の流れと、実際に政策・施策・事業の実施に繋げるための予算付け、予算編成との関係について質しました。


 行財政改革を推進しているなかなので、仕方のない部分もありますが、予算編成時、財政ありきで、その年その年でそのときにおぎなえる予算規模内に事業をおさめる作業に終始してしまっているのではないか。しかも、これは本来もっぱら財政部門の力が発揮される仕事であり、政策決定プロセスにおいて政策部門に期待される政策の取捨選択、優先順位付け、政策自体の選択と集中などの意識が少し弱いのではないかといった視点を示し、


 市の課題を計画的かつ着実に解決していくためには、中長期的な視点に立った実施計画の策定や、評価に基づいた施策・事業の展開など、政策実現のため、より政策部門が中心となり主体的に予算編成に関わっていく必要性を問いました。


■下記リンクより動画がご覧いただけます。(所要:約45分)


【令和5年6月議会一般質問;動画】


https://smart.discussvision.net/smart/tenant/kawagoe/WebView/rd/speech.html?council_id=48&schedule_id=5&playlist_id=5&speaker_id=0&target_year=2023

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